鉄道唱歌

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一、汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり
愛宕の山(あたごのやま)に入りのこる
月を旅路の友として

二、右は高輪泉岳寺(たかなわせんがくじ) 四十七士の墓どころ
雪は消えても消えのこる
名は千載の(せんざいの)後までも

(中略)(間奏なし)

五、鶴見神奈川あとにして ゆけば横浜ステーション
湊(みなと)を見れば百舟(ももふね)の
煙は空をこがすまで

六、横須賀ゆきは乗換と 呼ばれておるる大船の
つぎは鎌倉鶴ケ岡
源氏の古跡(こせき)や尋ね見ん

(中略)(間奏なし)

六五、おもえば夢か時のまに 五十三次はしりきて
神戸のやどに身をおくも
人に翼の汽車の恩

六六、明けなば更に乗りかえて 山陽道を進ままし
天気はあすも望あり
柳にかすむ月の影